五感を揺さぶる！コーセー雪肌精「氷の世界」プロモーションが拓く未来の化粧品什器と店頭販促の最前線
- シンジ 福森
- 6 日前
- 読了時間: 4分
更新日：1 日前
化粧品プロモーションを成功へ導く鍵
店頭什器の役割とは？
競争が激化する化粧品業界において、
店頭販促は購買行動に直結する極めて重要な要素です。
特にドラッグストアやバラエティショップの売り場では、数秒という短い時間で消費者の視線を捉え、心を動かす化粧品什器の存在が不可欠です。
リバティープロが長年培ってきた知見によれば、成功するコスメ什器には共通点があります。それは、視覚、触覚、嗅覚といった五感に訴えかけ、商品と消費者の感情を強く結びつける力です。
コーセー雪肌精×リバティープロ「氷の世界」
五感で体験する新たな価値創造
今回、リバティープロはコーセー化粧品の代表ブランド「雪肌精」と共に、渋谷と池袋のマツモトキヨシ旗艦店で「氷の世界」をテーマとした大々的な化粧品プロモーションを展開しました。
このプロモーションでは、「冷やし雪肌精」というテーマのもと、ジェルクリームが冷凍庫で冷やしても凍らず、化粧水が冷蔵することで肌を引き締め、日焼け後の炎症に効果的という商品の特徴を最大限に活かしています。什器には、まさに"本物の氷"と見紛うほどの超リアルな表現が施され、見ているだけで涼しさを感じる究極のリアルさを追求しました。
「SUITEKI」から進化した衝撃
消費者の脳に「違和感と好奇心」のスイッチを入れる什器
リバティープロが開発した「SUITEKI」は、アクリルや
紙什器にリアルな水滴を再現する特殊樹脂素材です。この「SUITEKI」のインパクトが非常に高く評価され、今回の「氷の世界」プロモーションへと発展しました。
「目を疑うほどのリアル感」は、消費者の脳に「こんなところに、なぜ？」という違和感と好奇心を与え、「思わず立ち止まる」特別な体験を創出します。
モニターでの映像、音、光の点滅、ムービングなど多様な手法が用いられてきた中で、
「あるはずのないものが、そこにある」という「SUITEKI」の表現は、まさに業界に衝撃を与えました。
今回の「雪肌精 氷プロモーション」では、それをさらに進化させ、超リアルな氷の空間が店頭に出現。おそらく、店頭販促の氷の表現でここまで徹底してリアルにこだわったプロモーションは今後出てこないと思います（本当に試行錯誤で世の中に無い、新しい表現になりました）
化粧品什器が担う“ブランド体験”の演出
感情を動かすメディアとしての役割
化粧品什器は、もはや単なる商品を陳列するツールではありません。
それは、ブランドの世界観を余すことなく伝える「ミニ舞台」であり、瞬時にその価値を伝える強力なメディアです。テスターの香りやテクスチャーに触れた瞬間、消費者の五感が刺激され、その体験が記憶と強く結びつきます。これは脳科学的にも、購買行動に直結する極めて重要なポイントです。
リバティープロは、数ある競合の
コスメの中から、いかに短い時間で消費者の脳に違和感と好奇心のスイッチを入れ、足を止めさせられるかを意識した什器づくりを追求しています。
店頭販促を加速させるリバティープロの強み
五感を刺激する演出力と現場主義
リバティープロは、
紙什器やアクリル什器、そしてカウンター什器に至るまで、ターゲットとなる消費者の感性に深く訴えかける設計を得意としています。
特に夏のプロモーションにおいては、水滴表現や涼感演出を用いた什器が消費者の大きな注目を集めてきました 。今回の「氷の世界」プロモーションもその集大成であり、
五感を刺激する演出力において、ここまで攻めたプロモーションを提案している会社は今のところ見当たりません。（自社調べ）
さらに、リバティープロの強みは、代表である福森眞二の徹底した現場主義にあります。ドラッグストアの店長経験10年、化粧品営業歴5年という豊富な現場経験から得られた知見は、現場で実際に「売れる」
ドラッグストアー 什器の設計を可能にしています。ショップ店員の作業導線や、POPが外れてしまうリスクなども考慮した設計は、現場からも高い評価を得ています。
※全力で自画自賛です！
まとめ
未来の化粧品プロモーションは五感と共創にあり
現代において、「店頭什器＝売るための装置」という従来の考え方は、「体験を提供するメディア」へと再定義される時代が到来しています。
コーセー雪肌精との共創によって実現した「氷の世界」プロモーションは、まさにその象徴と言えるでしょう。
デジタル情報が溢れる現代だからこそ、リアルな体験こそが最もパンチ力のある記憶に残るプロモーションとなり、それが最終的に購買へとつながるのです 。リバティープロは、この信念を胸に、これからも消費者の五感に深く語りかける什器を創造し続けます。