【完全保存版】売れる什器をオーダーメイド!メーカー担当者必見の鉄板ノウハウ
- シンジ 福森
- 3月15日
- 読了時間: 4分
更新日:3月17日

~競合に差をつける!店舗ディスプレイで売上を最大化する秘訣~
なぜ、ありきたりの什器ではダメなのか?
多くのメーカー担当者様は、什器製作を依頼する際、
メーカー担当者がイメージを伝える
デザイン素材を渡す
陳列個数を伝える
…という流れで、なんとなく什器が完成してしまう、という経験はありませんか?
これでは、ブランドの個性が埋もれ、競合商品に勝てる、本当に「売れる什器」にはなりません。
ブランドの魅力を最大限に引き出し、売上に直結させるためには、メーカー側が明確な戦略と指示を持つことが不可欠です。
しかし、
具体的に何を指示すれば良いのか?
成功事例やノウハウの情報が少ない
AIに質問しても、的確な答えが得られない
…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、株式会社リバティープロが実践する、絶対に失敗しない什器オーダーの「壱の型」を大公開します。
【リバティープロ代表 福森の経歴】
ドラッグストア店長(10年)
化粧品・健康食品メーカー営業部長(5年)
印刷会社でのSPツール制作
これらの経験に基づいた、現場目線でのノウハウです!

事例:新商品発売前の什器オーダー
【状況想定】
新商品のダミーパッケージ完成済み
アテンションシール、LP、HPなどのWebサイトは準備完了
これから商談開始
什器発注で失敗しない!メーカー担当者が伝えるべき情報
什器会社に正確な情報をインプットすることが、成功への第一歩です。
1. 確保予定の棚面積
例:
ロフトのエンド:W900mm
ドラッグストア:上段 W600mm
具体的に確保できる、または確保したい棚のサイズを伝えましょう。
2. 競合商品の詳細情報
両隣、上下に陳列される競合商品の情報
商品名、ブランド名、価格帯
競合商品の現在の陳列什器
写真、サイズ、素材など
競合商品の強みと弱み
具体的な訴求ポイント、デザインの特徴など
競合を徹底的に分析することで、自社商品の優位性を際立たせる什器戦略が見えてきます。
3. 商品情報
商品陳列数
テスターの有無
商品サイズ
特に売りたい商品(主力商品)
これらの情報に基づいて、最適な什器の形状、サイズ、デザインが決まります。

見積もり依頼時の重要ポイント
1. 複数ロットでの見積もり
例え100店舗への導入予定でも、100、300、500ロットで見積もりを取りましょう。
理由は、「経済ロット」を把握するためです。
製造コストは、生産数によって大きく変動します。場合によっては、100台と300台のコストがほぼ同じ、というケースも。
経済ロットを知ることで、戦略的な予算配分が可能になり、
営業チームと連携し、複数箇所での陳列を提案
プロモーション棚の確保
など、販売機会を最大化する戦略を立てられます。
2. 梱包指示
梱包サイズを最小限に: 運賃コスト削減
ただし、過度な小型化はNG: 陳列率低下のリスク
複雑な梱包は、店舗での陳列作業を妨げ、結果的に陳列率を下げる可能性があります。
「組み立てやすさ」と「コンパクトさ」のバランスを考慮し、設計段階で什器会社としっかり協議しましょう。
3. 納期
短納期でない場合は、納期に余裕を持たせることで、什器会社側の製造スケジュール調整が可能になり、コスト削減につながる場合があります。必ず納期に融通が効く旨を伝え、価格交渉を行いましょう。
バイヤーを巻き込む!デザイン依頼の秘訣
エアー商談用デザインの重要性
什器の完成デザインを商談に持ち込むと、バイヤーや問屋の意見が反映されない、独りよがりなプロモーションになりがちです。
成功の鍵は、「エアー商談」
グラフィックで作成した商談用デザインを複数パターン用意
バイヤーに何度も見せ、意見を反映させながらブラッシュアップ
バイヤーを巻き込み、共に「売れる什器」を作り上げる
デザイナーへの指示
「今回はエアー商談用で、数パターン作成してほしい」と明確に伝えましょう。
最初は作り込みすぎず、セールスシートに掲載できる、競合を圧倒するデザインで商談をスタートすることが重要です。
【デザイナーに渡す情報】
商品詳細
サイズ
パッケージのaiデータ
HPや印刷物のaiデータ
ターゲット詳細(ペルソナ)
年齢、性別、ライフスタイルなど詳細な情報を渡しましょう
流通場所
バラエティストア、ドラッグストア、量販店など
まとめ:株式会社リバティープロが提供する「売れる什器」
株式会社リバティープロは、豊富な経験とノウハウを活かし、メーカー様の売上最大化に貢献する什器製作をサポートします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。