【コストを削減】化粧品メーカー向け。サステナブル素材と耐久性を両立させる什器最適解
- kanai010
- 10月16日
- 読了時間: 5分

こんにちは。株式会社リバティープロ 代表の福森です。
購買部や資材部、そしてサステナビリティを担当されている皆様は、日々、「二律背反の課題」に直面していることと思います。
「SDGsを達成するために、環境に配慮したサステナブルな素材を使いたい。でも、その素材はとても高価で、年間予算を圧迫してしまう……」
この課題は、化粧品というブランドイメージが重要な商材において、特に深刻です。店頭什器は消耗品であり、コストと環境負荷、そしてブランド価値の全てを両立させなければなりません。
私たちは、この相反する課題を解決するための明確な答えを持っています。それは、特定の素材に依存しない「素材の柔軟性」と、客観的な「資材コンサルティング」です。
1. 課題提起:なぜ、環境配慮とコスト削減は両立が難しいのか?
多くのメーカー様が、サステナビリティへの取り組みとして、高価な再生素材や天然素材を試みます。しかし、ここで問題が起こります。
問題点①:イニシャルコストの高さ 再生素材や特殊な環境配慮素材は、どうしても通常の素材より仕入れ値が高くなります。
問題点②:ロット数と素材のミスマッチ キャンペーン期間が短い少ロットの什器に、高耐久・高価な素材を使っても、その耐久性を活かせずに廃棄されてしまい、結果的にコストパフォーマンスも環境効率も悪化します。
つまり、「環境に良い素材=コストが高い」という固定観念を捨て、プロジェクトの目的に応じて最適な素材を使い分ける戦略こそが、求められているのです。
2. 解決策:特定の素材に縛られない「資材コンサルティング」の重要性
私たちリバティープロが、メーカー様の購買部や資材部から信頼していただける最大の理由は、自社工場を持たないという、独自の立場にあります。
これは、特定の素材や工法に縛られることなく、常に「コスト」と「環境負荷」の最適解を客観的に追求できることを意味します。私たちは、メーカー様に寄り添う資材コンサルタントとして機能します。
「素材の柔軟性」がコスト削減に貢献する例
Google スプレッドシートにエクスポート
ロット数や使用期間、廃棄時のリサイクルまで見据えた「素材の使い分け戦略」こそが、制作コストの削減と環境負荷の低減を両立させる唯一の道なのです。

3. 予算内でサステナビリティを実現する、具体的な手法
リバティープロは、広範な協力ネットワークを持つからこそ、特定の素材にコストを縛られず、予算内で最高のサステナビリティと耐久性を実現する手法を提案できます。
提案①:「第三の素材」を使いこなす技術力
私たちは、一般的なアクリルや紙だけでなく、以下のような新しい素材や工法を、化粧品什器に積極的に活用しています。
再生紙・パルプモールド: 非常に安価でリサイクル性が高く、温かみのあるブランドイメージを訴求したいオーガニックブランドに最適。
竹素材や間伐材: 木材よりも環境負荷が低く、耐久性も確保できるため、定番什器の制作にも適しています。
再生PET(rPET): 透明度が高く、アクリルと同等の質感を持ちながら、リサイクル素材であることをアピールできるため、販促とサステナビリティの両立に最適です。
提案②:デザインで「耐久性」と「リサイクル性」を担保する
コストと環境を考慮したデザインとは、素材選びだけでなく、「いかに廃棄時に分別しやすいか」という設計思想も重要です。
単一素材化の徹底: 接着剤や異素材のネジの使用を極力避け、簡単に分解し、リサイクルしやすい構造をデザイン段階で徹底します。
モジュール化: 一部のパーツだけを取り換えられるモジュール構造にすることで、什器全体の耐用年数を延ばし、結果的に制作コストと廃棄コストを削減します。

4. リバティープロの役割:客観的な「資材コンサルタント」として
皆様の目標は、単に安い什器を作ることでも、環境に良いだけの什器を作ることでもありません。
「ブランド価値を損なわず、持続可能なビジネスを確立すること」です。
リバティープロは、自社工場を持たないという中立的な立場だからこそ、特定の素材を売り込むことなく、貴社のロット数、予算、そしてサステナビリティ目標に対して、最も誠実で最適な答えを導き出すことができます。
私たちは、あなたのブランドの未来と、地球の未来にコミットする客観的な資材コンサルタントでありたいと願っています。
ぜひ一度、貴社の制作コストや環境対応に関する課題について、私たちにお聞かせください。一緒に、サステナブルな化粧品什器の最適解を見つけましょう。




