競合10倍の注目度を獲得!「パルス型デザイン」で店頭CVRを上げる什器心理学
- kanai010
- 10月22日
- 読了時間: 5分
こんにちは。株式会社リバティープロ 代表の福森です。
販促やマーケティングを担当されている皆さんは、日々、店頭での「瞬間的な勝負」に挑んでいることと思います。
ドラッグストアやバラエティショップの売り場は、まさに戦場です。どれだけ良い化粧品を開発しても、その商品が競合がひしめく棚の中で「埋没」してしまっては、売上には繋がりません。
皆さんの最大の課題は、「どうすればお客様に立ち止まってもらえるか?」ということではないでしょうか。

1. 課題提起:目を引く什器は「デザイン」ではなく「心理学」が作る
なぜ、あるブランドの什器は、周囲の競合を差し置いて、まるでスポットライトを浴びているかのように一瞬でお客様の目を引くのでしょうか?
答えは、単なる色使いや造形の美しさだけではありません。それは、「店頭心理学」に基づき、お客様の脳に直接語りかけるように設計されているからです。
お客様が売り場を歩くスピードは、非常に速いです。その一瞬で「気づき」を与え、「欲しい」という衝動買いを誘発しなければなりません。
私たちは、この一瞬の反応を生み出す力を「パルス型デザイン」と呼んでいます。
パルス型デザインとは、人間の無意識の動線、視線、思考を分析し、CVR(コンバージョン率)を最大化するために逆算して組み立てる、科学的なデザイン戦略です。この戦略こそが、あなたの新商品を埋没から救い出し、競合10倍の注目度を獲得する鍵となります。

2. お客様の動線・視線・思考を支配する「パルス型デザイン」
「パルス型デザイン」を店頭の什器に落とし込むための、具体的な手法を解説します。これは、単なるデザイナーの感性だけでは到達できない領域です。
視点①:動線を止めるための「ユニークな形状と光」
お客様の動線を「止める」ことが、CVR向上の最初のステップです。
色と光のコントラスト: 競合商品が暖色系でまとめられているなら、あえて目を引く寒色系の光(LED)を使うなど、周囲とのコントラストを意図的に最大化します。
非日常的な形状: 人間の脳は、日常で見慣れない「ユニークな形状」に一瞬で反応します。商品のパッケージをそのまま拡大したような立体造形、あるいは重力を無視したような吊り下げ什器の活用は、お客様の足を強制的に止めます。
視点②:衝動買いを誘発する「ミクロな設計」
お客様が立ち止まった次のステップは、「商品を手に取ってもらう」ことです。この行動を促すためのミクロな設計こそが、私たちの店頭心理学の核心です。
キャッチコピーのフォントサイズと位置: 商品特徴が一瞬で理解できるよう、キャッチコピーのフォントサイズ、色、そして視線が最初に留まる「ゴールデンゾーン」への配置を最適化します。
テスターの配置角度: お客様が身体を曲げたり、手を伸ばしたりするストレスを最小限にするため、テスターの角度や高さ、照明の当たり方をミリ単位で調整します。
3. CVRに直結するミクロな設計の重要性
化粧品什器の成否は、企画全体の壮大さだけでなく、細部に宿る「気遣い」で決まります。販促担当者やマーケティング担当者は、以下の要素を妥協せずに追求する必要があります。
a) 什器の「高さ」と「配置」の戦略
什器が陳列棚の上にあるか、通路にあるか、レジ横にあるかによって、CVRは劇的に変化します。
目線の高さの活用: 最も注目度が高いのは、アイレベル(目線の高さ)です。什器を置く場所によって、陳列棚の「ゴールデンライン」を意図的に作り出します。
通路での接触時間: 通路に面した什器は、お客様が通り過ぎる時間を少しでも長くするため、両面から情報を訴求できる設計が必要です。
b) 「質感」が伝えるブランドの信頼性
化粧品は、パッケージデザインやブランドイメージが非常に重要です。什器の素材がブランドの哲学と一致しているか、お客様に信頼感を与える質感を持っているかが、最終的な購買決定を左右します。
アクリルの高級感: 透明感や光沢を活かし、商品の「清潔感」や「ラグジュアリーさ」を伝える。
紙の温もり: 環境意識の高いブランドであれば、リサイクル紙や特殊なテクスチャの紙を使うことで、「サステナビリティ」や「優しさ」を視覚的に伝える。

4. リバティープロの役割:売上アップにコミットする伴走者
リバティープロは、単なる化粧品什器をデザインする制作会社ではありません。私たちは、店頭での売上アップにコミットする、マーケティングパートナーです。
単なるデザインではない、「パルス型企画力」
私たちの強みは、「パルス型デザイン理論」と「店頭心理学」に基づいた企画力にあります。お客様の衝動を突き動かし、CVRを高めるための最適なデザインを、理論に基づいて提案します。
成果追求と伴走体制
企画のスタートから納品、そして設置後の売上データまで、私たちは結果にこだわります。メーカー様の販促部やマーケティング部と同じ目標を共有し、一貫した伴走体制でプロジェクトを推進します。
「なぜこのデザインなのか?」という問いに、私たちは常に「お客様の衝動を捉えるためです」と、明確な根拠を持って答えられます。
競合に埋没している新商品を、一瞬で主役に変えませんか?
ぜひ一度、貴社の商品と、その店頭プロモーションの課題について、私たちにお聞かせください。




