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売上を伸ばすだけじゃない。お客様の心を掴む化粧品什器の制作事例

  • kanai010
  • 9月8日
  • 読了時間: 10分

お客様の心をつかむ化粧品什器
お客様の心をつかむ化粧品什器

「店頭での売上を伸ばしたい!」 これは、化粧品ビジネスに携わる誰もが抱える共通の目標です。しかし、売上だけを追い求めていませんか? 確かに売上は重要です。でも、ただ商品を売るだけでは、お客様はリピーターになってくれません。ブランドに深く共感し、愛着を持ってくれる「ファン」になってくれることはありません。


お客様は、ただ化粧品を買っているわけではありません。 そのブランドが持つ世界観や哲学、そして、その商品を使うことで得られる「未来の自分」を想像しているのです。


店頭の什器は、お客様にとって、ブランドと出会う最初の接点であり、その世界観を体験する大切な場所です。だからこそ、什器は単なる販売ツールではなく、お客様の心に直接語りかけ、心を掴むための重要な役割を担っています。


このブログでは、売上向上とブランド価値の向上、その両方を実現した化粧品什器の制作事例を具体的にご紹介します。そして、なぜリバティープロが、お客様の「心」を掴む什器づくりにこだわるのか、その秘訣をすべてお伝えします。



リバティプロオリジナル素材SUITEKI
リバティプロオリジナル素材SUITEKI

1. 「売上」と「お客様の心」を掴む什器デザインの3つの秘訣


なぜ、ある什器は見る人の足を止め、心を動かすことができるのでしょうか?その答えは、単なる機能性や美しさだけではありません。お客様の五感、感情、そして行動に深く訴えかけるデザインの工夫が施されているからです。

ここでは、その3つの秘訣について、リバティープロが大切にしている考え方をご紹介します。


秘訣1:五感を刺激するデザイン


店頭に立つお客様は、視覚だけでなく、五感すべてで商品を選んでいます。優れた什器は、これらの五感に同時に訴えかけることで、お客様の潜在意識に働きかけ、強い印象を与えます。


  • 視覚(色、形、光):


    • 什器の第一印象を決定づけるのが「視覚」です。ブランドカラーを基調としたデザイン、商品の魅力を最大限に引き出すライティング、そして遠くからでも目を引くユニークな形状は、お客様の足を止める強力なトリガーとなります。

    • 例えば、高級感を演出するなら、光沢のあるアクリル素材や、スポットライトを巧みに使ったデザインが効果的です。自然派ブランドなら、木目調の優しい素材や、暖色系の照明で温かみを演出できます。


  • 触覚(素材の質感):

    • お客様は、商品を手に取る前に、まず什器に触れることがあります。什器の素材は、ブランドの質感を伝える重要な要素です。

    • 例えば、ざらつきのあるテクスチャーは「自然派」「オーガニック」のイメージを、なめらかな鏡面仕上げは「最先端」「テクノロジー」のイメージを伝えます。


  • 嗅覚・聴覚:

    • 化粧品売り場全体で、ブランドの世界観を表現する香りやBGMを取り入れることもあります。什器の近くにアロマディフューザーを設置したり、商品のコンセプトを表現するBGMを流すことで、五感に訴えかける体験をさらに強化できます。

秘訣2:ストーリーを語るデザイン

お客様は、ただの商品情報だけでなく、その商品に込められた物語や、ブランドの哲学に共感することで、ファンになってくれます。什器は、その「ストーリー」を視覚的に伝えるための舞台装置です。

  • 商品の開発背景を表現する:

    • 例えば、「フランスのプロヴァンス地方で育ったハーブを使っています」というストーリーがあるなら、什器にその風景のグラフィックを入れたり、実際にハーブをディスプレイすることで、物語性を高めます。

  • ブランドの哲学を表現する:

    • 「シンプルであること」を哲学とするブランドなら、什器も余計な装飾をなくしたミニマルなデザインにすることで、ブランドの一貫性を表現します。

  • お客様の未来を想像させる:

    • 什器に、商品を使用した後の「理想的な肌」のイメージ画像を大きく配置することで、お客様が「この商品を使ったら、こんな風になれるんだ」と、未来の自分を想像できるように促します。

秘訣3:インタラクティブな体験を提供するデザイン

現代のお客様は、受け身な情報提供だけでなく、自らが能動的に関わり、体験することに価値を見出しています。什器は、お客様が自由に商品を試したり、情報を得たりできる「体験の場」を提供することで、心に深く響くコミュニケーションを可能にします。

  • テスターを「魅せる」什器:

    • テスターを手に取りやすい位置に配置するのは基本中の基本です。しかし、さらに工夫を凝らすことで、体験の価値は高まります。例えば、照明を当ててテクスチャーを際立たせたり、テスターの横に「使用方法動画」のQRコードを配置するなど、お客様が「試したい!」と自然に思えるような仕掛けが必要です。

  • デジタルとリアルの融合:

    • 什器にデジタルサイネージを組み込み、商品の使い方やブランドムービーを流すことで、視覚的な訴求力を高めます。さらに、お客様がタブレットで肌診断を行い、その結果に合わせた商品をレコメンドするような仕組みを組み込むことで、よりパーソナルな体験を提供できます。


顧客の心をつかむデザインを作るリバティプロ
顧客の心をつかむデザインを作るリバティプロ

2. 【リバティープロ制作事例】売上と顧客の心を掴んだ3つの成功事例

ここでは、リバティープロが実際に手掛けた事例の中から、上記の「3つの秘訣」を活かし、売上向上とブランド価値の向上を両立させた成功事例をご紹介します。

事例1:五感に訴えかけた什器で、新商品の売上200%達成

【ブランド】 C社 【商品】 高保湿美容液

【課題】 競合商品がひしめくドラッグストアのスキンケアコーナーで、新商品の存在感を出し、お客様の足を止めてもらうことが最重要課題でした。特に、商品のコンセプトである「みずみずしい潤い」を、言葉だけでなく視覚的に伝える必要がありました。

【リバティープロの提案】 私たちは、商品のコンセプトである「潤い」を、お客様の五感に訴えかけるデザインで表現しました。

  • 什器の形状:

    • 商品が持つ「水」のイメージを象徴するため、什器のフレームに、波打つような曲線を採用。滑らかで有機的なフォルムが、見る人の心に安らぎを与えます。

    • 一見するとシンプルな什器ですが、計算された流線型は、遠くからでも目を引き、お客様の好奇心を刺激します。

  • 素材とライティング:

    • 什器の素材には、透明感のある特殊なアクリルを使用。光が当たると、まるで水面が揺らめいているかのような幻想的な輝きを放ちます。

    • 什器の下部には、商品のパッケージを際立たせるためのLED照明を組み込みました。この照明が、アクリルを通してきらめき、商品の「みずみずしさ」を視覚的に表現しました。

【結果】 設置後、新商品の売上は前年比200%を達成。この成功の背景には、お客様の心に響くデザインがあったと考えています。 お客様からは、「什器が光っていて綺麗で、思わず立ち止まった」「吸い込まれるようなデザインで、気づいたら手に取っていた」といった声が多数寄せられました。什器が強力なアイキャッチとなり、お客様の購買行動を促すことに成功しました。

事例2:ブランドストーリーを語る什器で、ファンを獲得

【ブランド】 P社 【商品】 季節限定フレグランス

【課題】 毎年発売される季節限定のフレグランス。既存の陳列棚では、その年の「テーマ」や「ストーリー」を伝えきれず、お客様に特別感が伝わりにくいという課題を抱えていました。単なる季節商品としてではなく、ブランドの哲学を深く理解してもらい、ファンを増やすことが目標でした。

【リバティープロの提案】 私たちは、その年のフレグランスのテーマである「森の奥深くで咲く花」というストーリーを、什器全体で表現することを提案しました。

  • 什器のデザイン:

    • 什器全体を、森の入り口をイメージしたゲートのような形状に。

    • 什器の背面には、香水の原材料である希少な花々のイラストをレーザーカットで立体的に再現。見る角度によって花々が浮かび上がって見えるように設計しました。

    • フレグランスを置く台座には、木目調の素材を使用し、自然の温かみを表現。照明も温かみのある電球色に統一し、神秘的な雰囲気を演出しました。

  • デジタルとの連携:

    • 什器の横には、商品の開発背景を語るショートムービーを流す小型モニターを設置。ムービーでは、デザイナーがインスピレーションを受けた森の風景や、香りの調合風景を映し、ブランドストーリーをより深く伝える仕掛けを施しました。

【結果】 什器の設置後、SNSでは「店頭の什器がアートみたいで素敵」「森の中に迷い込んだみたいで感動した」といったコメントとともに、多くの写真が投稿されました。 単なる商品の陳列にとどまらず、お客様にとって「体験」となる什器デザインが、ブランドへのエンゲージメントを向上させ、熱心なファンを獲得することに成功。限定品は発売後すぐに完売し、大きな話題となりました。

事例3:体験型什器で「ついで買い」を誘発し、客単価アップ

【ブランド】 G社 【商品】 ベースメイクシリーズ

【課題】 ファンデーションの売上は好調でしたが、同じシリーズの化粧下地やコンシーラーといった関連商品の売上が伸び悩んでいました。「ついで買い」を促し、客単価を向上させることが急務でした。

【リバティープロの提案】 私たちは、お客様が能動的に商品を「体験」し、納得して購入できる導線づくりを提案しました。

  • 什器のデザイン:

    • 什器を、ファンデーションと関連商品を連動させるデザインに。メイン商品のファンデーションを、顔の形を模したディスプレイに置き、その横に関連商品をフックで吊り下げるようにしました。

    • 「これ一つで完璧なベースメイクが完成!」というメッセージを大きく掲げ、シリーズ使いのメリットを明確に伝えました。

  • インタラクティブな仕掛け:

    • 什器には、全種類のテスターを自由に試せるスペースを設置。さらに、テスターの隣には、それぞれの商品の「正しい使い方」を解説する動画が見られるQRコードを配置しました。

    • QRコードを読み込むと、商品のテクスチャーや仕上がりを動画で確認でき、お客様は自身のスマートフォンで納得いくまで体験できます。

【結果】 什器の設置後、関連商品の売上が30%アップしました。お客様は、動画で使い方を学びながら商品を実際に試すことで、商品の価値を深く理解し、シリーズでの購入につながったと考えられます。

これらの事例が示すように、化粧品什器は、ただ商品を並べるためのものではありません。「売上」という成果と、「お客様の心」というブランド価値の両方を高めるための、強力なマーケティングツールなのです。



3. 売上とブランド価値を両立させたいなら、まずはご相談ください。


「お客様の心を掴む什器を作りたいが、何から始めればいいか分からない…」 「ブランドの世界観を理解し、それを形にしてくれる会社が見つからない…」

そんなお悩みを抱えているなら、ぜひ一度、私たちリバティープロにご相談ください。

私たちは、お客様の「売上を伸ばしたい」という課題はもちろん、その奥にある「ブランドのファンを増やしたい」「お客様に最高の体験を届けたい」という想いを、深く理解することから始めます。


  • お客様の「想い」に寄り添うヒアリング力

    • 私たちは、まず貴社のブランド哲学やターゲット層、商品のこだわりについて、じっくりとお話を伺います。お客様の言葉にならない想いまで汲み取り、デザインに落とし込むことを大切にしています。


  • 創造性と機能性を両立させるソリューション提案力

    • 自社工場を持たない強みを活かし、特定の素材や加工方法に縛られることなく、貴社の課題に最適なクリエイティブを提案します。


  • 企画から納品まで安心の伴走型サポート

    • 企画、デザイン、制作、そして納品・設置まで、すべての工程をワンストップでサポート。お客様は本業に集中しながら、安心して什器の完成を待つことができます。


【特別キャンペーン実施中!】 現在、このブログをお読みいただいた化粧品会社様限定で、貴社の商品に最適な什器のラフ提案を、1回のみ無料でプレゼントするキャンペーンを実施中です。


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「まずは話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。

Zoomで30分程度、貴社の想いをお聞かせください。

私たちリバティープロは、お客様のブランドが、より多くの人々に愛され、成長し続けるための「最高の舞台」を創り上げるお手伝いをいたします。

売上とブランド価値、両方を手に入れたいとお考えなら、ぜひお気軽にお問い合わせください。




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